その世界は男のいない世界。はるか昔に邪悪な魔王によって、男たちは異世界に飛ばされた魔王を倒す勇者が現れても、男たちはもどってこなかった。

女たちは、人口維持のためのシステムを作った。「生命の樹」その樹に、遺伝子情報をたくして自分たちのクローンを作って人口を維持することにした。

そんな世界に、なぜか「男として」生を受けた主人公。人の善い魔法使いに育てられた彼はその魔法使いの老婆が死んでからもその老婆の姿に変身して、樹の守り人として生きてきた…

ある日、森にメイドと聖女が入ってきたかと思うと突然凶悪な触手が彼女らを襲った。彼女たちを主人公が助けたところから、彼の運命は動き始める。